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2006年12月25日
カテゴリー:北米・中南米 | ペルー(中南米)

南米/旅するOL ホシの高山病日記

ペルー/中南米
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標高の高いクスコでは高山病でへたりこんでしまった
標高の高いクスコでは高山病でへたりこんでしまった
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頼みのコカ茶
頼みのコカ茶
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標高が下がるマチュピチュへ向かう列車は旅情たっぷり
標高が下がるマチュピチュへ向かう列車は旅情たっぷり
スペース  年に一度の母娘旅行。今年はペルーだ。お目当ては、ナスカの地上絵とマチュピチュ遺跡。そして不安は高山病…。マチュピチュへはクスコから列車で向かうので、標高3,360mのクスコは避けられない。とはいえ世界遺産の街としても興味深いし…。
 「高山病」とは、低地から高地に一気に上がったとき体が順応できず、頭痛や吐き気、倦怠感などを引き起こす病気のこと。軽く言えば「山酔い」だが、ひどいと脳がむくんだりして死に至ることもあるようなので、甘くは見られない。そこで習った対処法は、

1.コカ茶を飲む
2.深呼吸する
3.腹六分目
4.酒、タバコ、風呂は控える
5.お喋りしすぎない
6.「気にしすぎない」

…と気になるほどのアドバイス。
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1は、あのコカインの原料、コカの葉を煎じたもの。一杯目は不安と興味本位、その後はまるでコカ茶頼みのように、飲む飲む。食事でも休憩でもコカ茶だ。3〜5は、酸素消費量が多くなるのでどれも控えた方が良いのだそうだ。5はお喋りに夢中になるあまり、呼吸をするのを忘れる人がいるかららしい。

 実際クスコでは…「そんなに空気薄くないじゃん」と思いつつも、皆で声掛け合ってゆっくり歩き&深呼吸を実践する。余計な体力(酸素)は使っちゃいけないのだ。集合した皆さんの顔色も心なしか白っぽく見える。
 クスコ市内を観光し、さらに標高の高い郊外の遺跡へ。しかし足が前に出ない。気が付けば会話をしていない。酸欠でお喋りどころではないのだ。「なるほど、これが高山病か」そろ〜り、そろ〜り、まるでスローモーションのように歩く。夜中、何となく息苦しくて目を覚ますと、どこからかスーハーと音が。隣を見ると、母が布団の中で深呼吸していた。

 しかしこんなに高山病にやられて、あの空中都市マチュピチュまで辿り着けるのか? ところがどっこい、列車に揺られ数時間、気が付くと車内は賑やかだ。ガイドさんが言っていた「マチュピチュはクスコより標高が下がるから楽になりますよ」は本当だったのだ。酸素を得た母は、自然と元気を取り戻し、お喋りを始めていたのだった。

今回の旅で体感したこと、それは「地球は広く、酸素は有難いモノ」だ。
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