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2008年05月14日
カテゴリー:ビーチリゾート | バリ(アジアビーチ)

バリ島  働き者

バリで良く知られている風物詩のひとつに、
女性が頭の上にうず高く積んだお供えをお寺に運ぶ姿がある。
田舎で見る物を運ぶ女性は、タライでも籠に入れたカンクンでも、すべて頭に載せて運んでいる。
姿勢を良くし、バランスよく運ばなければならないので、バリの女性はピンと背筋が通っている。


それに引き換えバリの男性のそんな姿はめったに見ない。
宗教上の理由か、はたまた上下関係か、頭に物を載せて歩いているのは女性ばかりだ。


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浜にレンガを山の様に積んだ船が到着した。
女が数名降りてくる。
皆頭に布をクッションのように載せている。
男がレンガを一塊ずつ用意すると、頭の上にズシツと載せて運び始めた。
載せた瞬間、一瞬沈む体が、レンガの重さを想像させる。
何度も繰り返し運んでも、レンガの量はなかなか減らない。
首の骨は大丈夫なのだろうか?
頭に丸山明宏の『ヨイトマケノ歌』のメロディーが浮かんできた。
『父ちゃんのためなら、エ〜ンヤコラ』


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父ちゃんはどこで何をして暮らしているんだろう。
バリでは男は働かないと人は言う。
お祭りごとやバンジャールの集まりや闘鶏に興じているのだろうか?
そんな父ちゃんや子供を養う為に、過酷な仕事を強いられているのか。


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観光地とすぐ隣あわせな場所に、こんな生活現場の風景があった。
経済力に物を言わせて外国からやってくる観光客の傍らで、体を張った女の強い眼差しに、
つい視線を逸らしてしまう自分がいた。


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現地記者:かっちゃん
1953年生まれ早稲田大学第一文学部中退
バリ島で、レストラン『海山』、『日本人村』展開中
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