日本とメキシコに関わった芸術家たち
(その1 ルイス西沢画伯90歳記念展覧会)
ルイス西沢画伯の90歳記念賞賛展覧会を見に行った。
その展覧会は、税務省、つまり、国民から税金を取り立てる役所の博物館での展覧会である。
なぜ、税務省が?と思うが、税務省は、芸術品を結構持っているらしい。
メキシコでは、芸術家は、その作品で税金を支払う事ができるらしい。
それで、税金として支払われた芸術品を税務省は持っているという事らしい。
国は、その芸術家が有名になるに連れて、その付加価値は上昇するんだから、いい財産を税金として取り立ててると言う
事になるか?
まあ、それを、人々に安い入場料で見せてくれるのだから許されてもいいかあ?
ルイス 西沢の展覧会の展示品も、その税金で、税務省が持っている作品と画伯自身の所持作品との事
いくつかの作品は、水墨画風であり、風景画も、メキシコの風景を描いた絵であるのだが、日本の風景を思わせるものである。
彼は、父が日本人、母がメキシコ人の日系2世の画家である。
そして、彼自身が言うように、多くの彼の作品は、日本の水墨画の影響を受けたと。
彼の場合、メキシコで生まれ育ったが、その作風は、父親の国の文化の影響を多大に受け継いでいるといえるのだろう。
90歳の高齢にして、今なお、学校で教鞭を取ると。
そして、彼は、若い人と一緒にいるのは、彼らから学ぶものが多く、最高だと。
いつも、年配の人が現役で活躍するのをみると、その人の素晴らしさに感動する。
彼が生まれたのはメキシコ州であり、その州都のトルカに彼の常設博物館 ルイス 西沢 アトリエ美術館がある。
そこも訪ねてみた。
そこは展示物の写真が許可されていなかったので、写真がないが、多くの日本の物も飾られていた。
ついでに言うと、メキシコ州は埼玉県と姉妹州であり、埼玉県知事も、やってきている、そしてトルカ市は浦和市と姉妹都市。
ルイス西沢画伯は、メキシコで生まれ育ち活躍してきたメキシコ人の画家であるが、彼の父の国、日本の文化に多いにその芸術も
影響を受け、芸術活動をしてきた画家であるといえるだろう。
ある意味、ルイス 西沢は、日本とメキシコによって生まれ育てられたアーチストであるだろうと、私はかってに思たりする。
さて、私は芸術についてはあまりにも無知であまり語るものを持たないが、メキシコは芸術の国と言えるのではないか?
メキシコ人の個々の人が、自分を主張する芸術性を持とうとしているような。。。。。とは
大げさか?
数年まえ、日本人の若い陶芸家がメキシコで陶芸クラスを持っていて、私もほんの一年だけクラスに通った。
彼が、日本に帰ってしまって、残念で、メキシコの陶芸学校を覗いてみた。
私は、実用的なお皿などの食器を作りたいと思っていたが、その学校の生徒達の作品は、ほとんど、私には、分からないオブジェばかり。
しかも結構大きい。
生徒達は、ひとりひとりがアーチストでありたいと望んでいるのか?
それが素人でも、自分の作品である特異性を自己主張するものである事が大事であるとか?
メキシコには、きっと芸術が普段着で、その辺に日常性の中でごろごろしていたりとか?
メキシコの町には、彫刻のオブジェが溢れている。
レフォルマメインストリートは、いつでも、芸術家達の作品の展示会場である。
町のあっちこっちに彫刻家達の作品が、並んでいる。それをタダで鑑賞するもよし。
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現地記者:サッチー
メキシコに語学留学後、1977年に渡航。
のべ28年間メキシコ生活。
現在、観光ガイドの仕事をしている
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