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2007年10月11日
カテゴリー:北米・中南米 | メキシコ

メキシコの秋

10月というと秋である。秋真っ只中。
だが、メキシコは日本のように、季節がはっきりしない。
言ってみたら、季節感がないというちょっと情緒なさ。
紅葉もなければ、虫の声も聞こえるふうでもない。(野に行ったらやっぱり聞こえるかあ?)
暑い夏から、あー涼しい風が。。。アー秋だ。と思う風情なし。


もっとも私の住むメキシコシティーは大都会で、「やっ!今日は青空があるぞ!こりゃあいい日だ!」と言う日常。
季節を楽しむなんて、余裕も外観もなしである。


だが、メキシコにも秋は来ていた。
メキシコシティーからちょっと、郊外へ車を走らせたら、そこには、秋がやって来ていた。


ありとあらゆる雑草が花を咲かせているのだ。10月でメキシコの雨季は終わりである。
その後はメキシコの大地は、半年間、雨のない乾燥した砂漠のような地となる。
植物は、今の雨の恵みのある最後の時期に実を、種を つまり、子孫を残すのに、必死になる。
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メキシコシティーから北へ、ティオティワカンのピラミッドに向かう野は、
小さな雑草ひまわりの花やもっと小さな黄色い花が、
もう大きく実を膨らませたとうもろこし畑の雑草で、一面に真っ黄色のカーペットを広げたように咲いている。
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メキシコシティーから今度は南にモレロス州からゲレロ州方向へ車を走らせると、そこは、真っ青のカーペット。
朝顔に似た青い花が、一面に咲いている。


メキシコシティーから、西や北西へ車を走らせて行くと、一面ピンクのコスモスのカーペット。
実に一面のコスモスが雑草で花を咲かせている。ついで言うとコスモスはメキシコが原産地です。
毎年、毎年、去年の種が、今年、芽を出し、秋の今、花を咲かせ、また来年の種を大地に落としているのだろう。


だから、毎年、秋のこの時期に一面のコスモスの花が絶えることなく咲いているのだろう。
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私はこの頃になると、日本の秋を想いながら、微風にサワサワとゆれるコスモスの花に秋を感じたくって郊外へ行きたくなる。
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追記
もし、9月中旬から10月中旬の頃、機会があったら、メキシコシティーから1時間ちょっと北西へ、ケレタロへ向かう街道を走って行き、
料金所の前で左の方向、トポツォトランの村へ向かい、村を過ぎまだ25キロほど走って行くと、シチオという植民地時代イエスズ派の修道士が
作ったメキシコの数ある水道橋の中でも最も高い、アーチが高いところはアーチ4段重ねという水道橋をコスモスのお花畑の観賞とともに見に行くといい。
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現在は、公園風になっていて、水道橋の昔は水が通った所を歩いて谷の向こうへ行ったり釣り橋を渡ったり、結構楽しい遊歩道である。
指定された場所では、バーベキュウなどもできるらしいし、近くで、キャンプもできるらしい。
ピンクや黄色の花を楽しみ、秋の青い空を眺めて一日を過ごすのもいいだろう。


帰り道には、テポツォトランの村の古い教会修道院が、今は、副王時代博物館であるので、素晴らしい黄金教会を覗いたり、町の露天や市場、
ちょっと、民芸品など買ったりしても、いい。
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現地記者:サッチー
メキシコに語学留学後、1977年に渡航。
のべ28年間メキシコ生活。
現在、観光ガイドの仕事をしている
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