街角のグルメ - Kwik Meal
マンハッタン、ミッドタウンはストリート・ベンダーが多い。ミッドタウンの中心地、42丁目付近は特にそうで、ランチタイムが近づくと至る所にストリート・ベンダーが出没する。ベンダーの種類も、ホットドッグやプレッツェルなどの軽食を扱うベンダーから、フルーツ屋、オーガニックジュースの店、カバブなどの中東系の肉料理など多種多様である。物価の非常に高いマンハッタンでは、3〜5ドルで手軽にランチが食べられるストリートベンダーはマンハッタンで働く人々にとってありがたい存在なのだ。
さて、街角の至る所で見かけるストリート・ベンダーだが、屋台だからといってあなどるなかれ。ベンダーの中には、ニューヨークの一流レストランで経験を積んだシェフが独立して運営している店も多くあるのである。また、ニューヨークの情報誌、Time Out New Yorkなどで絶賛されたストリート・ベンダーも数多く存在する。今回紹介するKwik Mealというストリート・ベンダーもそのひとつだ。
Kwik Mealは42nd St.と6th Ave.の角にいつも店を構えているベンダーだ。このストリート・ベンダーのシェフであるM.D. Rahman氏はかつて、カーネギーホール隣にあるセレブ御用達の高級レストラン、ロシアン・ティールームでシェフを務めていた人物なのだ。高級レストランのシェフから、ストリート・ベンダーに転身したRahman氏の心意気とはどんなものだろう?
私がこのベンダーを見つけたのは偶然、銀行にお金を下ろしに行ったとき長蛇の列を見かけて興味を持ったところから始まった。一見、普通のストリートベンダー、こんなに行列ができているのはなぜ?と思わずその列に並んでしまったのである。
ランチタイム、12時から2時は常に長蛇の列のKwik Meal。
Kwik Mealのシェフ、M.D. Rahman氏はバングラデシュ出身。ファラフェル(ひよこ豆をすりつぶしてスパイスと混ぜて揚げたコロッケのようなもの)やピタ・ブレッドにスパイスの効いたチキンやラム肉をはさんだものなど中東系の料理がメインである。今回私はピタ・ブレッドにチキンをはさんだものを注文してみたが、ピタ・ブレッドもふかふかと柔らかく、チキンもスパイスがよく効いていて、独自のヨーグルト風ソースが絶妙なコンビネーションだった。値段も3ドルぐらいで種類もいろいろあり、行列ができるのも納得できる。後から知ったのだが、このKwik Mealは相当名の知れたなストリート・ベンダーのようで、アメリカのウィキペディアにも載っていたのには驚いた。
行列ができていても、シェフは皆手際がよく、どんどんオーダーをこなしていく。
カートには、ニューヨーク・マガジンやTime Out New Yorkの紹介記事だけではなく、日本のメディアの紹介記事も掲げられていた。しゃれたレストランでの食事もいいが、一流シェフが腕を振るう格安の街角グルメ、トライしない手はない。
============================================================
現地記者:Yoshiko A.
アメリカ在住通算13年。LAの大学留学を経て、現在は大手メーカーの
スポーツウェア部門でコーディネーター、及び通訳として勤務中。 ============================================================











この記事に対してリンクしました、ということを相手に自動的に通知する仕組みで、ブログ(Blog)の機能のひとつです。相手側もトラックバックを確認することでそのリンク先を知ることができます。
なお、このサイトでは、【Movable Type】というウェブログツールを使用しております。
したがって、阪急交通社が保証する内容ではありませんので、あらかじめご了承ください。
そのため、一部のブログやサービスによってはトラックバックが出来ない場合もありますが、予めご了承ください。
リンクがない場合には、「HTTP error: 403 Throttled」として、トラックバックが張り付かない仕組みになっております。