ニューヨーク/New York Transit Museum
一昔前は危険の代名詞であったニューヨークの地下鉄だが、ここ数年で治安は劇的に改善され、今や誰もが利用できる便利な交通機関となり、ニューヨーカーにとって地下鉄はもはやなくてはならない存在となっている。
ロウアー・マンハッタンから地下鉄でブルックリンに渡り一駅目のブルックリン・ハイツには「ニューヨーク交通博物館」という、ニューヨークの地下鉄誕生から現在までの歴史を語る博物館がある。かつて実際に使われていた地下鉄の駅を改修し設立されたこの博物館、入口が通常の地下鉄入口とそっくりで見つけるのに少し苦労した。
Schermerhorn StreetとBoerum Placeの角にあるニューヨーク交通博物館の入り口。

もともと地下鉄駅構内というだけあり、博物館に入った瞬間から地下鉄ムード満点だ。入り口すぐのところに展示してあるのは地下鉄工事に使用したダイナマイト。当時の危険で苛酷な労働環境がうかがえる。地下鉄誕生までの歴史を見たあとは実際に使用されていた様々な展示品が目の前に広がる。歴史と共に推移してきた回転式改札口、トークン、そして地下鉄に関するオモチャなど。


そしてこの博物館の一番の見どころはなんといっても下のプラットホームだろう。階段を降りると、過去に実際に使われていた何台もの地下鉄が展示されている。中に入ってイスに座ったりすることも可能で、鉄道マニアはもちろん、大人も子供もタイムスリップして楽しめる空間だ。




また、現在の地下鉄を運営する機関、MTA(Metropolitan Transportation Authority)はバスも運営しており、地下鉄同様にバスも運転席に座ったり、運転気分を味わったりと、訪れる人々を楽しませている。

この博物館では孫を連れた老夫婦や、小さな子供を連れた若いカップルを多くみかけた。子供はもちろんだが、連れている大人達も童心に帰って楽しんでいるようだ。
ニューヨーク交通博物館 (NY Transit Museum)
2,3,4,5線:Borough Hall駅、
M,R線:Court St.駅、
A,C,G線:Hoyt-Schermerhorn St.
A,C,F線:Jay St/Borough Hall駅
G,F線:Bergen St.駅
http://www.mta.info/mta/museum/index.html
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現地記者:Yoshiko A.
アメリカ在住通算13年。LAの大学留学を経て、現在は大手メーカーの
スポーツウェア部門でコーディネーター、及び通訳として勤務中。
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