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2008年03月31日
カテゴリー:アジア | シンガポール

シネマ コンプレックス

15年程前からマレーシアでは多数のシネマ・コンプレックスがオープンしています。


全てショッピングセンター内にあり、ショッピングついでに最新の映画を鑑賞できます。
一番メジャーなシネコンは、Golden Screen Cinema(GSC)というチェーンで、
一店につき十館以上の映画館を展開しています。


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GSC @ ガーニープラザ(ペナン島)


まず魅力的なのが、その値段の安さ。
なんと、大人一人RM10.00(約320円)で映画が観れます。
おまけに水曜日はウィークデー料金でRM6.00(約200円)!


そして、ハリウッド映画はアメリカとほぼ同時に公開され、今までに、
スパイダーマン2などのビッグ映画は、アメリカよりも数日早く公開された事もあります。


こちらでは、ハリウッド映画はもとより、香港映画やマレー映画も上映されますので、
一日の上映本数がとにかく多く、どれを観ようか迷ってしまうほど!


特にGSCでは外国語映画に力を入れているようで、上映本数は少ないですが、
日本、タイ、インドネシア、ヨーロッパ各国の映画が公開されています。
料金が安いので、1ヶ月に数本観ることもしばしば。


マレーシアで映画を観ると、スクリーンに表示される字幕にまず驚きます。
英語の映画には、マレー語と中国語の字幕があり、外国語映画などは、
それに加え英語の字幕までついてしまい、スクリーンの半分を埋めてしまう字幕に
映像が邪魔されていることもよくあります。
そんな場合は、多民族が暮らすマレーシアならではの風景と割り切って、鑑賞することにしています。


私は通常、映画のチケットをオンラインで予約します。
GSCのホームページで無料のメンバー登録をすると、行きたい映画館の詳細がチェックできます。
観たい映画の上映時間や料金などが分かり、その場で予約手続きができるのです。
予約は上映3日前から受け付けていて、クレジットカードで決済することも可能ですし、
予約だけして、上映時間の45分前までにチケットカウンターに行き購入することも可能です。


驚くことに、通常の映画館のほかに、ゴールデン・クラスやプレミア・クラスという
ランクが違う館もあります。


そこは、座席数が少なく、座席もゆったりしていて、飲食類が置けるテーブルなどが備え付けてあります。
(飛行機の座席を想像するとお分かりになって頂けるかと思います。)
しかも、上映までは専用のラウンジなどで待機できるなど、小額の追加料金を払うだけで、
あたかも自分がVIPになったような映画鑑賞体験ができてしまいます。


なぜこの様にシネコンが便利なサービスを提供しているかと言うと、
悲しいことに、マレーシアは海賊版DVDのメッカとして有名な国だからなのです。
最新映画の海賊版DVDなどがRM10.00〜RM12.00という手ごろな値段で売られているため、
映画館に足を運ばず、海賊版DVDを購入して、自宅で鑑賞してしまう人がとても多いのです。


政府も数年前から海賊版DVDの組織を検挙したりと、海賊版撲滅に力を注いでいます。
供給元を潰すのも手ですが、消費側を買わせない状況にすることに、
シネコンは一役買っているのです。
最近は、海賊版DVDのお店もほぼ閉店となっていて、撲滅運動は上手くいっていると思います。
やはり消費者も、盗撮された質の悪い海賊版DVDより、
最新設備の整っている映画館で鑑賞することの魅力が分かってきているのではないでしょうか。


最新映画を安い料金で楽しめるマレーシア。
お越しの際は、ぜひシネコンに足を運んでみてください!



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現地記者:Nasuha
1990年渡航。
のちにマレーシア人と結婚し現在に至る。
ペナン島の現地企業にて勤務。
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