「ハンガリーの海」
中央ヨーロッパで一番大きい湖、バラトン湖。
ハンガリー人はバラトン湖を「ハンガリーの海」と呼んでいます。
大きさは605平方キロメートルもの広さがあり、そのうち11平方キロメートルは葦で覆われています。
東西に細長くその長さは79キロにも及びます。
列車でバラトン湖沿いに走った時、進めど進めどずっとバラトン湖に併走していて、
本当に大きいんだなということを実感しました。

湖の周りには緑もたくさんあり、空気もとても新鮮ですので気持ちがいいです。

夏にはドイツやオーストリアから休暇を過ごしにたくさんの観光客がやってきます。
ドイツの南部やオーストリアなど海の無い地域に住んでいる人にとってはこれとないリゾート地なのです。
バラトン湖周辺にはいくつか中心となる都市があります。
バラトン湖の北側にはバラトンフレド(Balatonfured)、ティハニ(Tihany)、
西側にはケストヘイ(Keszthely)、南側にはシオフォーク(Siofok)などが主要都市となります。
周辺には別荘も多く、夏の間には水着姿で浮き輪などを手に持って歩いている人の姿ばかりが目に入ります。

ところで、私が列車でバラトン湖に到着した時、車窓から見える文字が
全てドイツ語であることにビックリしました。
ハンガリー語の表記を探すのが難しいほど、ドイツ語であふれています。
それだけドイツ語圏からやってくる人が多いということでしょう。
現にすれ違う人皆ドイツ語で会話をしていましたし、
レストランでの料理の注文なども全部ドイツ語でしてみましたが、
どこでも通じました。
はっきりいって英語は通じません。(もちろんある程度大きいホテルでしたら通じます)
なので日本から観光で来られる方は、有料ビーチへの入場料の表を見たり、
湖畔に出ている屋台で料理を注文したりするのは苦労するかなと思います。
私はドイツ人の主人と一緒に旅行していましたので、
ドイツ語で全て事が済んでしまいました。
夏場に旅行する方には、長距離の移動はバスをお薦めします。
列車はほとんどの列車が冷房が入りません。
列車が走っている時にはわずかながら風が入ってきますが、
駅での停車時間も長く、しかも乗客数が多いとサウナ状態になってしまいます。
長距離バスだとエアコン付のバスですので、列車に比べてかなり快適な旅が出来るはずです。
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現地記者 Akiko HIRATA
大学在学中のアルバイト期間も含め旅行会社に通算7年間勤務。
多方面に添乗経験あり。
現在はドイツ在住。ドイツ語は目下勉強中。
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