ポーランドのお酒「ズブロッカ」
チェコの「ベヘロフカ」につづき、ポーランドに旅行するチャンスが
ありましたら、ぜひズブロッカをお薦めいたします。
日本ではズブロッカという名前で広まっていますが、
正確にポーランド語ではジュブルフカ(Żubrówka)といいます。
ズブロッカ草という薬草を漬け込んだことにその名を由来する
ポーランドを代表するウォッカです。
ヨーロッパバイソンの絵のラベルが目印です。

ズブロッカ草はまたの名をバイソングラスとも言います。
ポーランドに生息するヨーロッパバイソンが好んで食べる薬草なのです。
ポーランドには「ビアウォヴィエジャの森」という世界遺産に登録されて
いる国立公園がありますが、そこにわずか600頭程のヨーロッパバイソンが
生息しています。
これらのバイソンが好んで食べる薬草をこのウォッカに利用しているという
わけです。
ズブロッカ草が入っているため、薄黄緑色で、桜餅に似た香りがします。
というのも桜餅と同じクマリンという香り成分が含まれているのだそうです。
ズブロッカは滋養強壮や精力増強の効果があると言われています。
アルコール含有度は40%です。
飲み込んだ瞬間、喉元がやけるような感覚があります。
ポーランドではズブロッカの他に、ソビエスキ(Sobieski)や
ショパン(Chopin)、スピリタス(Spirytus)などの銘柄が人気です。
スピリタス・ウォッカ はなんとアルコール度96度もあります。
世界最高のアルコール度を誇る蒸留酒です。
寒い地域ではアルコールで体を温めるという感覚のため、このような
強いお酒がよくあるのです。
ポーランド人が好む味を日本に持ち帰り、楽しかった旅行を思い出しながら
飲めば、それもまた旅の思い出になりますね。
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現地記者 Akiko HIRATA
大学在学中のアルバイト期間も含め旅行会社に通算7年間勤務。
多方面に添乗経験あり。
現在はドイツ在住。ドイツ語は目下勉強中。
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