ポーランド人の巡礼の地 チェンストホーバ
カトリックの巡礼の地というとスペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラなどが
頭に浮かぶ方も多いと思いますが、
ポーランド人にとって巡礼の地といえば、チェンストホーバです。

ポーランド南部に位置し、ワルシャワから列車で約3時間、
クラクフからなら約3時間半時間程度です。
鉄道駅について驚かされたのが、駅にチャペルがあること。
さすが巡礼の地だけあります。
鉄道駅からは聖母マリア通りという大通りをまっすぐ進むと
ヤスナ・グーラ僧院へと到着します。
ヤスナ・グーラとはポーランド語で澄んだ丘という意味です。
ここヤスナ・グーラに有名な「黒マドンナ」の絵があります。

ヤスナ・グーラ僧院は、1382年に建設されました。
1655年、ポーランドはスウェーデン軍の大侵略を受け、
ワルシャワ・クラクフなど主要都市が次々に占領されてしまいましたが、
ヤスナ・グーラ僧院だけは最後までスウェーデン軍の攻撃に屈しなかった、
という歴史があります。
そのことから「黒マドンナ」は奇跡を呼とされ、ポーランド国民から愛されています。
8月15日の聖母被昇天の日にはポーランド各地から巡礼者がこの地を目指します。
今では、大きな試験を控えた受験生などが、合格祈願に訪れることもあるとか。
日本の湯島天神といったところでしょうか?
こう聞くと、何だかグッと私たちにも近い存在のような気がしてきますね。
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現地記者 Akiko HIRATA
大学在学中のアルバイト期間も含め旅行会社に通算7年間勤務。
多方面に添乗経験あり。
現在はドイツ在住。ドイツ語は目下勉強中。
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