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2007年05月12日
カテゴリー:ヨーロッパ・アフリカ | オーストリア(東中欧)

ポーランド料理〜スープ編

ポーランドは寒い国なので、芯まで冷えた体を温める、
各種のスープ類が大変おいしいことで知られています。


通常の昼ごはんでは、まずスープを前菜としてとったあとに、
メインディッシュの肉料理(か魚料理)を食べるのが普通です。


ポーランド料理に数あるスープの中で、一番格式高いものとされているのが、
赤ビートを摩り下ろしてせんじたスープ、バルシチです。
クリスマスや年越しなど、重要な年中行事の席で出される、上品なスープです。
赤ビートの身を千切りにしてお酢や砂糖、生クリームで味付けするのが普通ですが、
ウシュカと呼ばれる水餃子のようなものが入っていることもあります。
そのほかにも、白豆や沢山の野菜を入れたウクライナ風バルシチ、
冷たくしてのむリトアニア風バルシチなど、各家庭や地方により異なります。


そして各種あるスープの中で、一番のお勧めが、ジューレック。
発酵させたライ麦を水にといて作ったスープで、その中に、
ゆでたまご、ジャガイモ、ハム、ソーセージなどの具がたっぷり入っています。
同じく発酵食品である、日本の味噌汁に似た味がして、とても親しみやすい料理です。
というわけで、ポーランドに出かけたら、まずはこのジューレックを試してみましょう!


ただこのジューレック、食べる場所によってだいぶ味が違います。
おいしいと評判のレストランで注文するジューレックは、本当においしいのですが、
Barなどの安いお店で注文すると、しょっぱすぎたり、すっぱすぎたり、
ただの「まずい」エスニック料理にすぎないものをだされることもあります。。
ちょっとした匙加減で、だいぶ味が変わってしまう料理なので、
できるかぎりちゃんとしたお店で注文するのがいいと思います。

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一方、ズーパ・グジボーヴァは、森のきのこをふんだんに使ったスープ。
生クリームで味付けをし、オートミールをたっぷり加えた具沢山なスープです。
味に癖がなく、比較的味わいやすいスープです。


また鶏がらベースのあっさりコンソメ味スープ、ロスウなども、
比較的癖がなくて、誰にでも好まれています。

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そしてズーパ・ポミドローヴァは、旬のトマトをたっぷり使ったスープ。
リゾットやマカロニなどの具を大目にいれ、バジルと生クリームで味を調整します。
スープにスプーンが立つくらい具が大目なのがおいしいとされています。


そのほかにも、ピクルスをベースにしたきゅうりのスープ、ズーパ・オグルコーヴァ、
マッシュルームのスープ、ズーパ・ピエチャルコーヴァなど、様々なスープがあります。
なにせ毎日の昼食で前菜として飲むものですので、
とてもバラエティに富んでおり、どれも大変おいしいものです。


そして一般にポーランドのスープは大変具沢山なことで知られており、
小食の人であれば、このスープとパンだけで、おなかが一杯になってしまうほどです。


旅行者の方でも、ポーランドのスープがすっかり気に入って、
日本の家族や友人にもぜひ味わってもらいたい、と絶賛される方もいらっしゃいます。
そんな方はぜひ、お土産に「粉末スープの素」をどうぞ!
即席料理ですが、作り方どうりにちゃんと作れば、それなりの味の物ができます。
ただ作り方の説明文がポーランド語オンリーなのがネックですが。。。


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ポーランドへのツアーはこちらから
そのほかのツアーはこちらから

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現地記者:ヴァシレフスカ・サチコ
2003年東京大学大学院終了 生命科学修士
同年4月ポーランド人の夫と結婚、ポーランドに移住
ポーランドにてフリーライターとして活躍
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