コルクの生産量世界一を誇るポルトガル/ポルトガル
![]() コルクはポルトガルの隠れた名産品 |
ヨーロッパ大陸最西端の国ポルトガルは、いわずと知れたワイン大国。ポルトやマデイラといったワインで有名ですが、ワインといえばコルク栓が付き物。空気を遮断し長く熟成させると風味が増すワインには、密封性の高いコルクが欠かせません。 全世界のコルク生産量の約75%をポルトガルが占め、フランスワインの栓も実はポルトガル製だったりします。地中海沿岸地域にだけ生育するコルク樫が原料で、ほかにも建材やスポーツ用具、宇宙船など幅広い用途で大活躍。樹皮だけを利用するので伐採の必要はなく、樹皮も再生するため一定期間ごとの採取が可能というとってもエコな植物なのです。 ヨーロッパ大陸が砂漠化するのを防ぐ防砂林として機能すると同時に、野鳥や小動物の生息の場としての役目を担うコルク樫の林は、ポルトガル政府の厳重な管理の下にあり、勝手に採取・伐採することは固く禁じられています。コルク樫が林立する大平原で羊や牛がのんびりと草を食む光景は、首都リスボンからアレンテージョ地方に向かう車窓からも楽しめます。 |
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