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<title>ヨーロッパ・アフリカ | ギリシャ | 海外現地生情報</title>
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<description>海外現地生情報のことなら阪急交通社におまかせ。海外旅行の現地生情報、海外旅行のご予約、格安航空券のお問い合わせから観光情報まで、情報満載の阪急の総合旅行サイトです。</description>
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<title>ギリシャ土産に何を買う？</title>
<description>旅の楽しみの一つに、ショッピングがありますね。自分用でも、おみやげ用でも、色んな店をそぞろ歩きしながら良い物を見つけた時は、本当にうれしくて、家に帰ってからでも楽しめる良い思い出になります。ギリシャは、他のヨーロッパ諸国のような有名ブランドはあまりないですが、ギリシャらしい品々がありますので、是非、自分に合った物を見つけて下さいね。私の独断と偏見ですが、ギリシャおみやげベスト１０（順不同）を紹介します。

１）フォリフォリのアクセサリー、小物：ギリシャのブランドで、日本で一番有名なのはフォリフォリではないでしょうか。可愛いアクセサリーやカバンなど、日本の半額から３分の２位の値段で買えます。フォリフォリは、シンタグマのエルムー通りに２件、コロナキ、アッティカデパート、空港にも店舗があります。



２）自然派化粧品、マスティハ製品：Ｋｏｒｒｅｓ，Ａｐｉｖｉｔａ，Ｍａｓｔｉｃ　Ｓｐａ，Ｍａｓｔｉｈａ　ｓｈｏｐ　など。セレブも愛用する「Ｋｏｒｒｅｓ」は、空港や薬局、シンタグマのアッティカデパートの一階に大きなショップがあります。



３） オリーブ製品：オリーブ油、オリーブの実、パテ、オリーブ石けん 
４）　蜂蜜　（特にAttikiのチューブ入り小さいサイズがおみやげにお薦め）
５）お酒類：　ワイン、ウゾ、高級ブランデー　メタクサ
６）お菓子類：　乾燥イチジク、パステリーニ（ゴマのお菓子）、ルクミ（ゼリーのような菓子、板チョコ（アクロポリスの絵入ったブラックチョコ、アーモンドの花の絵が入ったチョコはおいしくて安価、スーパーで買え、おみやげに便利）、ベルギー製ですが、ギリシャ人が創始者である「レオニダス」のチョコ
７）装身具： 魔よけのマティ（目のモチーフ）のアクセサリー、キーホルダーなど、
コンボロイ（数珠）
８）装飾品：伝統刺繍のテーブルクロスや飾り、フロカティなどの絨毯、素焼きの飾り・壺、レプリカの置物など
９）ギリシャの島や猫などのカレンダー（小さいサイズはお土産に最適）
１０）革製品：　カバンや靴など　子供用皮靴（Ｍｏｕｇｅｒ）のかわいらしさ、充実度は秀逸

食品、お菓子類は、是非、スーパーで買い物されることをお勧めします。おみやげ物屋さんにもありますが、観光地価格ですからね。シンタグマ近くで買い物をまとめてすませたい場合は、シンタグマ横のＫａｒａｇ．Ｓｅｒｖｉａｓ通りの「マチューカ」で、色んなギリシャ産品を買うことができます。

ただ、最近、空港の警備が厳しくなり、液体類の機内持ち込みができなくなったりして没収されると困るので、液体製品は、セキュリティーチェック済みの製品を、空港で買った方が安心かもしれません。
また、ギリシャでの店の営業時間は変則的なので、ご注意下さい。但し、プラカなどの観光地では、１日中営業しています。

月水金　９時―１４時半頃までと、１７時から２１時頃まで
火木土　９時―１５時頃まで　
日、祝日　休み

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現地記者：kiyomulan
2000年に渡航。ギリシャ人の夫と結婚。
現在はアテネ海外ウェディング・コーディネーター兼通訳を行っている。
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<category>ギリシャ</category>
<pubDate>Sat, 12 Jul 2008 18:37:15 +0900</pubDate>
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<title>シンタグマ近くの観光案内所</title>
<description>アテネの観光案内所は、空港とシンタグマ近くにあります。
アテネ中心部の案内所は、シンタグマ広場と国会議事堂の間の通り、路面電車（トラム）を横目に見ながら、Amarias通りを国立庭園の方へ歩いて５分ほどの右側にあります。ここ、入って驚くのは、中があまりにもガラーンとしていること。資料は、ほとんどカウンターの向こうです。もうちょっと、壁に情報を貼ったりしてもいいと思うんですけれど・・



でも、頼めばいいものが出てくるんですよ。（逆に言うと、頼まないとくれません！）まず、この地図（写真下）が優れものです。ラテン表記でセンターの主要な場所、通り、バス・トローリー路線などがとても分かりやすく書かれていて、裏にはピレウスやアテネ郊外の広域地図ものっていて、ギリシャに来たばかりの頃は、いつも私のかばんの中に常備してありました。特に、トローリーの番号と通り道が書いてあるのが便利です！また、下の索引を見れば、通り名が分かれば場所がすぐ分かるようになっています。



それから、右のアテネのガイドブックは英語ですが、オールカラーでとても綺麗。内容も結構充実しています。写真も豊富だし、記念にもなりますね。右から２番目の冊子は、全ギリシャの地域別ガイドで、欲しい場所を言えば、そこが含まれる地域のガイドを出してくれます。それから、アテネの情報誌（左から２番目）、メガロ・ムシキス（アテネ・コンサートホール）のプログラム（一番左）などもあります。

ザピオンやゼウス神殿に行く途中にでも寄ってみて下さいね。

観光案内所
Amarias 26, Ahtens　　tel：２１０−３３１０３９２

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現地記者：kiyomulan
2000年に渡航。ギリシャ人の夫と結婚。
現在はアテネ海外ウェディング・コーディネーター兼通訳を行っている。
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<category>ギリシャ</category>
<pubDate>Fri, 11 Jul 2008 18:15:19 +0900</pubDate>
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<title>アテネ・フェスティバルでバレエ鑑賞</title>
<description>毎年楽しみにしているアテネ・フェスティバル。６月、７月に行われる、このアテネの夏の芸術祭では、様々な会場で、コンサート、バレエ、オペラ、演劇、などのイベントが目白押しです。

今年は、手始めに、アテネ・フェスティバルで「モーリス・ベジャールに捧ぐ　東京バレエ団とシルヴィー・ギエムの共演」を見に行ってきました。日本からのバレエ団とあって、是非、見ておきたい舞台でした。



夏のアテネの芸術祭は色んな会場で行われていますが、遺跡の劇場をそのまま使用するヘロディス・アッティコス音楽堂は、私の一番大好きな会場です。日本のアーティストも多く招聘され、最近では和太鼓のコンサート、蜷川氏の演劇なども上演され、好評を得たところです。

この劇場は、アテネで建設されたペリクレス音楽堂、アグリッパ音楽堂に続く３個目の音楽堂で、ＡＤ１６０年から１７４年にかけて、ギリシャ人の富豪、ヘロディス・アッティコスが、死去したレギラという妻を偲んで建立した建築です。ローマ時代の建築様式である半円形の形状、階段状の大理石の座席を持つこの劇場。半径は３８メートル、ファサード（前方のアーチ形の窓のある壁）の幅は２８メートルで収容人数５０００名ほど。当時は屋根があったそうで、ファサードの窓が明かり取りになっていたそうです。



さて、シルヴィー・ギエムのソロはもちろん良かったですが・・なんといっても、この日のクライマックスは最後のプログラム、ラヴェル作曲の「ボレロ」に合わせて踊るギエムと東京バレエ団の群舞。
ギエムが踊る、真ん中に据えられた赤くて丸いテーブルが、まるで日の丸の旗のようでした。だって、周りをかこんでいるのが上半身裸の日本男児、総勢数十名！でしたから。その赤いテーブルの上で、ギエムがソロを踊り、あのボレロの単調な繰り返しのリズムに乗って最初は静かに、そして楽器の種類、音量が徐々に増していくにつれ、ギエムの踊りも熱を帯び、周囲の日本男児ダンサーが、二人位づつ徐々に椅子から立ち上がり、踊りに参加していくスタイル。私は、もちろんオペラグラス持参でしたので、ドキドキしながら細部をずーーーっと覗きっぱなしでした。

ギエムの卓越した表現力と体のしなやかさ、存在感は言うまでもなく、あの美しい長い髪をなびかせながら踊る姿に、観客の目は釘付けです。この吸引力がスターの証なんですね。でも、それとともに日本人男性ダンサーの素晴らしさも印象に残る舞台でした。踊りはもちろんですが、なんといっても、あのつるりとして輝ける、筋肉の割れた美しい肉体！上半身は何も着ていなかったのですが、何よりも本人が引き立つ最高の衣装でした。多分、脱毛エステでもしているのでしょうね、脇毛も胸毛も一本もなく汗もあまりかかず、爽やかな風を思わせるものでした。顔も、ジャニーズ系のかっこいい人が多くなんだか、同じ日本人として誇りに思いました。日本人女性ダンサー達も、後ろに一つに結んでおろした長い黒髪（付け毛？）が印象的で、とっても可愛らしかったです。
歌舞伎、能、狂言・・・などの伝統芸能だけでなく、バレエという分野で、日本人の別の芸術面をギリシャでアピールできた、素晴らしい舞台でした。

グリークフェスティバルＨＰ：www.greekfestival.gr

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現地記者：kiyomulan
2000年に渡航。ギリシャ人の夫と結婚。
現在はアテネ海外ウェディング・コーディネーター兼通訳を行っている。
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<category>ギリシャ</category>
<pubDate>Fri, 27 Jun 2008 19:18:42 +0900</pubDate>
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<title>ギリシャ　ライキ・アゴラで新鮮な野菜と果物を</title>
<description>日本と比べて、ギリシャで暮らしていて良かったなと思うことの一つに、野菜や果物の豊富さと、新鮮さ、安さがあります。ギリシャは農業国で気候にも恵まれていることから、新鮮な野菜と果物がいつでも豊富です。形が良くて大きさもそろい、お行儀の良い日本の商品と比べ、こちらの物は、香りも味も自然で濃く、形や大きさも不揃いでダイナミック、元気溌剌な印象を受けます。大地と自然の恵みをたっぷりと受けた食材・・これだけで充分な贅沢です。こちらの生活に慣れてしまうと、それが当たり前になってしまうのですが、日本からの旅行者の方の感想を聞いたり、自分が日本に一時帰国してみると、なんとギリシャは食材に恵まれているのだろうと実感します。



ギリシャでは、もちろん八百屋さんやスーパーでも青果は売っていますが、多くの人は、ライキ・アゴラ（市民の市場）と呼ばれる、青空マーケットで買い物を良くします。この青空マーケットは、ギリシャのどこの街でもあり、曜日ごとに市が立つ通りが決まっており、新聞にもスケジュールが載っているくらいです。このライキ・アゴラでは、野菜や果物はもとより、魚、卵、オリーブ、花、安価な日用雑貨も売っており、雑多で下町風な雰囲気が面白いところです。靴、下着、洋服、シーツ、タオル、台所用品、カーペット、クッション・・・などなど、大抵の物はそろいます。人々は、メタル製でキャスターのついた頑丈なライキかごを引きずりながら、あちこちの店を物色しながら良い品を探して、かご一杯になるまで買い物をします。もし、旅行中にこのような青空マーケットを見かけたら、ちょっと覗いてみて下さいね。市民の生活が垣間見られて、楽しい経験になることでしょう。



夏は特に果物が豊富で楽しみな季節です。最近では杏、さくらんぼ、スイカ、メロン、桃などおいしい果物が一杯で、いつも目移りしてしまいます。特に、こちらのさくらんぼは絶品で、直径３センチ以上もある黒っぽい色のさくらんぼは、果肉はしっかりしているのに甘く、食べ応えがあります。値段も安く、安心してたくさん買うことができます。ライキ・アゴラでなくても、トラックの荷台に載せて路上で売っている店もありますので、もし街で見かけたらちょっと味見してみて下さいね。



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現地記者：kiyomulan
2000年に渡航。ギリシャ人の夫と結婚。
現在はアテネ海外ウェディング・コーディネーター兼通訳を行っている。
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<category>ギリシャ</category>
<pubDate>Thu, 26 Jun 2008 19:23:11 +0900</pubDate>
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<title>ギリシャの学校</title>
<description>子供の教育はどこの国でも大変で、親が悩むのは古今東西、同じです。
ギリシャの教育制度は、日本と同様、小学校6年間、中学校3年間、高校3年間です。最近追加になった幼稚園１年間と、小学校から中学校までの9年間が義務教育ですが、新学期は４月ではなく９月始まりです。大学も含め、公立学校の授業料が無料なのは恵まれているのですが、問題はその実情です。去年は、公立学校の先生のストが２ヶ月もあり、やむを得ず子供達を連れて会社に行ったり、預けるところがなくて困った親も沢山いたはずです。大学はすべて国立というのが日本から見ると意外に思えますが、その理由は、教育は無償で受けるべき国民の権利だという信念があるからです。私立大学設立に反対する学生デモも、頻繁に見受けられます。また、ギリシャの大学に飽きたらず、海外留学する学生も多くいます。しかし、高等教育を受けても、ギリシャには学歴に見合う良い職があまりなく、アルバイトをしながら就職浪人している若者もたくさん見かけます。



公立の小学校に子供を通わせている友人に聞くと、日本との違いに唖然とさせられることが多いのは事実です。先生ごとに同じ教科でも教える内容や教え方が全然異なり、テストをする先生もしない先生もいて、成績表も先生の主観による絶対評価のため、あてにならない。甘い点の先生だと良い成績になり、辛い点の先生だと悪い成績となるので、客観的な本当の実力・学力が分からないという有様。音楽や体育はほとんど「遊びの時間」で、音楽といってもピアノや楽器もないし、音符の読み方も教えない。体育と言っても、談笑しているだけの生徒もいて、スポーツのルールも教えないとか。アテネに住んでいると、都会で土地が少ないので仕方ないのかもしれないけれど、運動場はほとんどないに等しいか猫の額ほど、体育館やプールは皆無、本当に子供が気の毒になる位の環境の悪さです。もちろん、給食もありません。また、最近、新しい問題となっているは、移民の問題。アルバニア、ルーマニア、ブルガリアなどの近隣諸国はもとより、ロシア系、アフリカ系、最近では中国系の移民も多く見かけます。ギリシャ人を圧倒して、外国人の子供の比率がどんどん増え、当然、ギリシャ語能力の差や、宗教・歴史の時間など、難しい問題が山積みです。公立学校のレベルは、住んでいる地域によっても相当格差があります。裕福な地域の公立学校は、子供のレベルも高いし、それなりにＰＴＡもしっかりしていて、課外活動なども充実しているところもあるようです。でも、一般的に、公立学校の授業だけでは心配とあって、学費の高い私立の学校に行かせたり、早くから塾通い、習い事をさせようと考えるのは日本と同じ。親の経済的負担もかなりなものです。下の写真は私立の学校です。



また、親にとって頭が痛いのが、夏休みの長さ。６月の中旬から９月の初旬まで３ヶ月近い休みがあり、一体どうやって子供を飽きさせずに、しかも、有意義な休みにするか、この時期の過ごし方によって、子供の能力や成長に著しい差が出てくるのも当然でしょう。運動施設のサマーキャンプに行かせたり、島にバカンスに行ったり、案外多いのは、サマーハウスと呼ばれる別荘で夏を過ごすことです。ギリシャでは、日本と比べ、圧倒的に別荘所有率が高いのです。
私は、「ギリシャはのんびりしているから、学校も楽なのだろう」と高をくくっていたのは、間違いでした。どこの家庭でも、子供の教育問題には頭を悩ませているようです。

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現地記者：kiyomulan
2000年に渡航。ギリシャ人の夫と結婚。
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<category>ギリシャ</category>
<pubDate>Thu, 12 Jun 2008 14:37:08 +0900</pubDate>
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<title>新旧オリンピックの競技場</title>
<description>北京オリンピックも間近に迫ってきたので、今回はオリンピックの話題を・・
誰もが知るオリンピックの発祥地は、ギリシャ。アテネ中心部にあるパナティナイコ・スタジアムは、１８９６年、古代オリンピックの復活として、第一回近代オリンピックが開催されたスタジアムです。約７万人を収容したと言われる古代の競技場は、紀元前４世紀に、「パンアテナ大祭」の開催場所として建設されましたが、その後破壊され、現在のものは、近代オリンピックのために再建されたものです。「パンアテナ祭」とは、アテナイの守護女神、アテナを讃える祭りで、当時のポリスにとって最も重要な宗教行事でした。４年に１度行われた「大祭」では、行列や様々な競技が行われ、聖衣の奉納などもありました。その当時のにぎやかな行列の様子は、パルテノン神殿の壁などにも描かれています。当時は、競技は女人禁制だったので、男装して乗り込んだ女性がいたとか、肉体美をも誇示するために競技は全裸で行っていたとか、色々なエピソードがあります。



現在のパナティナイコ・スタジアムは、アレキサンドリアの富豪、アベロフ（前の広場に彫像があります）の援助を受け、なるべく古代のスタジアムに忠実に復元されたもので、２００４年のアテネオリンピックの時にも、マラソンのゴールや他の競技にも実際に使用されました。日本の野口みずき選手が優勝した時の様子は、今でも鳥肌が立つほど感動でした。暮れなずむ夕方から夜の間の神秘的な雰囲気の漂う中、華奢な野口選手がこのスタジアムに１位で入場してきてスタジアムを一周し、日の丸の旗の声援を受けながら、最後の力を振り絞ってゴールしたとたん崩れる様に地面に倒れ込み、その後の拍手喝采の嵐・・・４年ごとに、どこかの国で繰り返される感動のストーリーの源がここにあります。
このスタジアムは、アテネマラソンなど、特別なイベントの時は開放されますが、通常は使用されていません。以前は、観光客も中に入れたのですが、保護のためか、最近では柵の外からの見学のみのようです。
 アルディトスの丘の緑を背景に、階段状の客席は、アテネ北東部にあるペンデリ山で採れた白い大理石でできており、正面に５輪のデザインを擁したとても美しいスタジアムです。このスタジアムの別名である「カリ・マルマロ」という名は、「Good　Marble（良い大理石）」という意味です。大理石のイスで競技観戦なんて豪華――！と思われるかもしれませんが、そのまま座るとかなり痛いし、冷えますので、私が行く場合は座布団持参です。



一方、２００４年のアテネオリンピックのメイン会場となったＯＡＫＡは、ちょっとセンターから離れたところにあります。ＬＩＮＥ１の電車の「イリニ（平和という意味）駅」の目の前に広がる広大な競技場は、オリンピック直前まで建設の遅れを世界中でバッシングされていましたが、オリンピック発祥の地の威信をかけて、奇跡的になんとか完成したものです。駅からも見える白いアーチ形のトンネルのようなオブジェも印象的で、設備などの評判も良く、大きな事故もなく大成功のうちに幕を閉じることができました。現在は、何かの競技やコンサートが有るときには開放されています。日本の代々木公園や駒沢公園のように、オリンピック記念公園として常時開放し、市民の憩いの場になれば良いのに・・と期待していたのですが、それはかなわず残念です。下の写真の中央には、アテネオリンピックの時に点火された聖火が写っています。



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<category>ギリシャ</category>
<pubDate>Wed, 11 Jun 2008 14:40:27 +0900</pubDate>
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<title>マリア様に祈る人たち</title>
<description>ギリシャ人は、信仰心が深く、ギリシャ正教は生活の一部として溶け込んでいます。縁起をかつぐところもあるし、迷信のようなものも信じる傾向は、日本と少し似ているかもしれません。
今日は、奇跡を起こすと評判のマリア様のイコンがある教会のご紹介です。どこのガイドブックにものっていないのですが、現地では知る人ぞ知る・・・という教会です。



アクロポリスのふもと、モナスティラキという電車の駅から程近い場所に、ギリシャ正教の古い教会があります。ギリシャ名では
ΠΑΝΑΓΙΑ ΓΡΗΓΟΡΟΥΣΑ, ΑΓΙΟΙ ΤΑΞΙΑΡΧΑΙ(ΕΣ), ΑΓΙΟΣ ΦΑΝΟΥΡΙΟΣ （パナギア・グリゴルサ、アギイ・タクシアルへス、アギオス・ファヌーリオス）と３つ名前があるようです。

さて、この教会ですが、９世紀に建設され、トルコ占領時代に火事で損傷したのですが１９２２年には修復され、内装はその時以来変わっていない古い教会。外装のみ、１９９５年に綺麗にされているので、外側からは新しく見えます。建物は上から見ると十字の形をしていてドームがあり、中にはビザンティン時代と西側の技術を融合したザキンソス島出身のイコン画家、ペレカシスのイコンが見られます。



１９４５年に教会に寄贈されたマリア様のイコンは、人々の精神的苦痛や病気をあっという間に癒すという、知る人ぞ知る奇跡のイコンで、奇跡を求める多くの信者の巡礼の場所となっています。そのご利益（？）が素早く顕れることから、ギリシャ語でΓΡΗΓΟΡΟΥΣΑ（グリゴルサ　早い人―早く願いをかなえてくれる人、の意味）と呼ばれています。
中は敬虔な信者たちの神聖な場所なので、写真を撮るのもはばかられる雰囲気です。祭壇左側の赤い花で囲われているところにマリア様のイコンがあります。その中には、Τ&amp;#940;μα（タマ）と呼ばれる貴金属のお供えものも見られます。

さて、この教会は、アギオス・ファヌーリオスと呼ばれる聖人もまつられていて、そのイコンは入って中央右側の壁面にあります。この聖人は、貧しい民に多くの施し物をしたことで有名です。その名残なのか、この教会では、決められた時間になると、毎日ファヌロピタと呼ばれるパウンドケーキを持って信者が訪れ、そのピタ（ケーキ）を前にして聖職者が願い事をする人の名前を読み上げ、神のご加護を得るという儀式があります。そして、そのピタを食べると神のご加護を受けられるというので、教会の出口には、その時間になると待ち受けていて、ピタのおすそ分けをもらおうとする人々も見られます。



祈願成就には、３回行くことになっているそうです。

また世間でも良く知られていて、ガイドブックにものっている奇跡を起こすマリア様の教会は、ティノス島のパナギア（マリア様の意味）・エヴァンゲストリア教会です。ここには、毎年マリア様の日である８／１５には、全国各地からの多くの巡礼者が訪れ、大変な混雑となる様子が、毎年、テレビで放映されています。

幸せを願う心は世界どこでも共通です。

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<category>ギリシャ</category>
<pubDate>Tue, 27 May 2008 15:25:16 +0900</pubDate>
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<title>ギリシャのシーフード</title>
<description>ギリシャというと、やはり、雲一つ無い青い空と紺碧の海、白い家並み・・・というようなイメージが強いでしょうか。ギリシャはエーゲ海、地中海、イオニア海に囲まれ、数え切れないほどの島々を持つ海洋国なので、さぞかしシーフードも安くて豊富なのだろうと思われるかもしれません。



その予想に反し、シーフードは肉よりも高価なため日常的に食べられているわけではなく、どちらかといえば贅沢品の部類です。プサロタベルナと呼ばれるシーフード専門のレストランに行けば、魚の種類も豊富でフレッシュな物が見つかりますが、注文がキロ単位だったりしてイメージが湧かず、結構高く付くのでご用心。特に、大エビなどはかなり値が張ります。親切なところは、キッチンに案内してもらい、魚を選ぶことができたりして、日本と違う魚の種類を見るのも楽しいですね。

ウゼリやメゾドポリオと呼ばれるカジュアルな居酒屋のようなところに行けば、タコやイカのおつまみにも出会えると思います。海辺のそんな店でシーフードをつまみながらウゾというお酒を飲み、風の心地よさに身を任せながら、刻一刻と空の色が変化していく夕暮れ時を過ごすのは、至福のひとときであることを保証します！ギリシャに来たら、是非味わって頂きたい人生の醍醐味です。



調理方法もシンプルなものが多く、素材を生かしてグリルやフライし、塩、コショウ、ハーブ、レモン、オリーブ油で頂くのがギリシャ風です。特に、炭火で焼いたものは、何でも最高に美味です。
魚料理は、高い割にはちょっと私にとっては物足りなく、いつも醤油が欲しくなるような感じです。ポピュラーなものでは、イカのフライ、イカ、エビ、タコのグリル、小魚のフライ、プサロスパと呼ばれる魚のスープ、大イカの中に詰め物をした料理など。



生の貝を食べられるところもありますが、鮮度に注意。個人的に大好きなのは、アスタコマカロナーダと呼ばれるロブスターのパスタですが、これは当然値段が高くて、ある程度の人数がそろわないと難しいですね。

いずれにしても、これからの季節、海辺でシーフードが嬉しい季節です。

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<category>ギリシャ</category>
<pubDate>Mon, 26 May 2008 15:34:53 +0900</pubDate>
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<title>ギリシャ・アテネの交通機関</title>
<description>アテネの公共交通機関は、トローリー、バス、地下鉄（電車）、タクシー、トラムがあります。これを乗りこなすのには、まず、観光案内所（空港内とシンタグマ近く、Amarias　St.　26　にあります）で地図と地下鉄の路線図をもらいましょう。この地図には、トローリーの番号と通る道（往復で違う場合もあり）が矢印で書いてあるので分かりやすく大変便利です。



トローリーやバスのチケットは、キオスクで１枚０．８ユーロで売っています。（以前は０．５ユーロでしたが、この５月から値上げになりました。）チケットはギリシャ語でイシティリオと呼びます。一番重要な点は、乗ったらすぐにチケットを刻印機に入れて刻印することです。混んでいる場合は、刻印機のそばの人に渡すとやってくれます。電車（メトロ）の場合も改札はノーチェックですが、入り口に刻印機がありますのでお忘れなく。これを忘れると、抜き打ちの検札がきた時に大変なことになります。チケットを持っていても、刻印されていないと有効と見なされず、チケット代の６０倍もの罰金を取られてしまうのです。しかも、その場で払えなければ警察に連行されます！この５月から新しいシステムになって、刻印してから１時間半以内なら、他の交通機関もそのチケットのまま利用できるようになりました。乗り継ぎでどこかに行くには便利ですね。刻印したときに、刻印時間もプリントされますので、注意しておきましょう。



また、タクシーは相乗りが常識で、行き先が同じなら乗せてくれるので、手を上げて、人が乗っていても行き先を大声で叫んで下さい。アテネ市内の最低料金は２．５ユーロです。クリスマスシーズンなどは、追加料金を要求されます。リカヴィトスの丘に行く時のタクシー、シンタグマ広場の前で客引きをしているタクシーは、かなりの確率でぼられるので、注意して下さい。また、タクシーの運転手は、英語を解さない人も多いです。
メトロは、最近、だんだん郊外の方にものびてきて、営業時間も延長するなどして、サービスが良くなりつつあります。綺麗ですし、路線も多くないので、トローリーやバスよりも、比較的簡単でお勧めです。



トラムは、２００４年アテネオリンピックの時にできましたが、シンタグマ始発で、海岸沿いに行くのには便利です。ただ、とてもスピードが遅い！行き先の表示に気を付けて、時間には余裕を持って・・そして、降りる駅の前では、必ず、バスのように降車ボタンを押さないと、通過されてしまうことがありますので、注意して下さい。

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現地記者：kiyomulan
2000年に渡航。ギリシャ人の夫と結婚。
現在はアテネ海外ウェディング・コーディネーター兼通訳を行っている。
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<link>http://blog.hankyu-travel.com/kaigai/00100/00104/2008/004577.php</link>
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<category>ギリシャ</category>
<pubDate>Wed, 14 May 2008 11:15:07 +0900</pubDate>
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<title>ギリシャ「名前の祝日（オノマスティキ・ヨルティ）」</title>
<description>ギリシャでは、聖人にちなんだ名前が良くつけられます。通常、名前は、洗礼の時に、男の子は祖父の名前、女の子は祖母の名前をそのままもらうことになっているので、同じ名前が何代にも渡って継承されることになります。そして、ギリシャでは、各聖人を祝う名前の祝日（英語ではネームデー、ギリシャ語ではオノマスティキ・ヨルティ）がたくさんあり、自分の名前と同じ聖人の日は、誕生日よりも重要視されるのです。（祝日といっても休みになるわけではありません。）
親しい人のネームデーは、毎年ちゃんとカレンダーでチェックしておかねばなりません。というのは、この日には、パーティーをしたり、電話で「フロニャ・ポラ（おめでとう！）」と祝う習慣があるからです。ですから、こちらの手帳やカレンダーには、今日はどの聖人のネームデーかというのが書いてあるものが多いです。



今年の４／２８は聖ゲオルギオス、通称「ヨルゴス」のネームデーでした。英語風にいうと「ジョージ」ですね。ギリシャでは、ヨルゴスは、ヤニス、コスタス、などと並び、男性の名前としてはありふれたものの一つです。石を投げればヨルゴスに当たるという位の確率です！？そういえば、テレビのCMで、サッカースタジアムで誰かが「ヨルゴーーー！」と叫ぶと、１０人位、パッと後ろを振り返った・・・というのがありました（笑）。女性の名前で多いのは、マリア、エレニなどでしょうか。何か予定を立てる場合でも、良くある名前のネームデーの日は、何かとイベントも重なりがちなので避けた方が無難です。聖人ではなく、神話の人物、古代ギリシャや過去の偉人にちなんだ名前もあります。ソクラテス、プラトン、などの哲学者の名前の人もいて、先人の印象が強すぎて名前負けしそう・・と人ごとながら心配になります。

このネームデーには、祝われる本人が、お菓子を皆に振舞うという習慣があります。だから、会社などでも、ありふれた名前のネームデーには、甘いものが氾濫します。祝われる人が振る舞う、というのは、日本と逆で面白いです。ギリシャのお菓子は、一般的に、日本のものよりもかなり甘いですから、ギリシャ人が太りやすいというのもうなずけますね。そして、ケーキ（甘い物）屋さんは、そういう需要があるので繁盛しているのです。





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現地記者：kiyomulan
2000年に渡航。ギリシャ人の夫と結婚。
現在はアテネ海外ウェディング・コーディネーター兼通訳を行っている。
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<category>ギリシャ</category>
<pubDate>Tue, 13 May 2008 11:18:45 +0900</pubDate>
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<title>荘厳なギリシャの復活祭・パスハ</title>
<description>ギリシャの復活祭・パスハは、今年は４／２７に当たります。パスハは、キリストが亡くなってから３日後によみがえったという、キリストの復活を祝うギリシャ正教で最も重要視される行事で、春の訪れと共に、ギリシャ全体が華やぐ素敵なお祭りです。パスハの前の３日間は、当時のキリストの生涯をたどるように宗教行事が行われます。

パスハ前の木曜日（メガリ・ペンプティ）はキリストが十字架にかけられた日、次の日の金曜日（メガリ・パラスケヴィ）は、キリストのお葬式を再現する日で、国民全体が喪に服すような感じです。その金曜日の夜には、美しく花を飾られたエピタフィオスというキリストの墓を象徴する山車のようなものが教会から出発し、葬儀の列が街を練り歩きます。聖職者の後に、キャンドルを手にした信者が長い列をなしていく光景は、時代がタイムスリップしたかのように神秘的です。



パスハ前日の夜中には、人々はキャンドルを持って教会に集い、深夜１2時にパパスと呼ばれる聖職者がキリストの復活を宣言すると、人々は「カリ・アナスタシ！（祝復活）」と歓声をあげて喜び、爆竹が鳴り響きます。それから、人々はパパスのキャンドルから火をもらい、それをどんどん隣の人から人へと移し灯していくのです。教会や道端でも、装飾なしの普通のキャンドルを売っていて、実際に使うのほとんどそれで、装飾された綺麗なキャンドルは、子供へのプレゼントや飾り用に用いることが多いようです。皆が火を灯したキャンドルを持ってキリストの復活を祝うパスハは、荘厳でいて喜びにあふれ、ギリシャ正教でない人でも感動するお祭りです。信者でなくても教会には入れますし、この時期にギリシャ旅行をされる方には、是非体験して頂きたいギリシャらしいお祭りです。



パスハの日曜日はみな華やいだ気分で、子羊（アルニ）の丸焼きやココレッツィ（羊の内臓の詰め物）という肉を炭火で焼き、パスハ前の４８日間の肉断ち期間、肉を我慢していた人々も、やっと肉にありつけるのです。パスハの習慣は、田舎の方が根強く残っており、春らしい緑や花が美しい庭で、のんびりと羊を丸焼きする風景が見られ、香ばしい肉の匂いが漂ってくると、誰でも幸せな気分になります。

ただ、旅行者の方は、観光地を除き、パスハの前後はお店が閉まってしまうことが多いので、買い物は計画を立てていった方が良いかもしれません。

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現地記者：kiyomulan
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<category>ギリシャ</category>
<pubDate>Mon, 28 Apr 2008 12:32:40 +0900</pubDate>
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<title>ギリシャ復活祭の料理と習慣</title>
<description>復活祭・パスハの日曜日はみな華やいだ気分で、盛大な食事を頂きます。パスハ前は、１ヶ月以上、肉、魚、乳製品など、動物系の食べ物を節制するニスティアという期間があり、敬虔なギリシャ正教は、それに従って食を節制しています。普段は肉食なので、野菜ばかりの食事はやはりちょっと辛いでしょうね。キリストが十字架に架けられたとする日は、油さえも口にしてはいけないそうです。まあ、そう厳格に守っている人が現在どのぐらいいるのかは分かりませんが・・・

パスハの当日、まず頂くのが羊の内臓と米を煮込んだスープ・マギリッツァです。内臓系は、他のヨーロッパ諸国ではあまり食べないようですが、ギリシャでは良く登場します。このスープは、レモンの風味がきいた、胃に優しい味の料理です。



料理は、子羊（アルニ）の丸焼きや、ココレッツィ（羊の内臓の詰め物）が定番です。子羊の丸焼きは炭火の上でグルグル回しながらじっくり焼くので、大変時間のかかる重労働ですが、最近では電動の丸焼き機が大活躍です。ココレッツィは、羊の内臓を串にグルグルと巻き付けて棒状にして炭火であぶり、後で輪切りにして食べるもので、好き嫌いはあるでしょうが、ほろ苦さが絶妙です。長い間肉を我慢していた人々も、やっとおいしい肉にありつけ、舌鼓を打ちます。パスハの習慣は、田舎の方が根強く残っており、春らしい緑や花が美しい庭で、のんびりと羊を丸焼きする風景が見られ、香ばしい肉の匂いが漂ってくると、誰でも幸せな気分になります。





また、前回の記事にも書きましたが、パスハ定番のパンは、ほんのりと甘いツレーキというパンです。
これは、普段でもパンやさんで買える、お勧めのパンですが、パスハの時期は、特別に赤い卵が埋め込まれていたりします。

このパスハの食卓で行われる習慣として、赤い卵の遊びがあります。パスハ前の木曜日に赤く染色したゆで卵（今はスーパーで、色んな色に染色された卵も売っています）を、各自が一つずつ持ち、「キリストは復活せり」「真に復活せり」と言いながら、卵の頭とお尻を同席の相手の卵と順々にぶつけ合い、最後まで割れないで残った人が勝ち（幸運？）というゲームのようなものです。ちなみに、この卵の赤はキリストの血を、卵は、生命を象徴していると言われています。

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2000年に渡航。ギリシャ人の夫と結婚。
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<category>ギリシャ</category>
<pubDate>Sun, 27 Apr 2008 12:38:00 +0900</pubDate>
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<title>ギリシャ人の夢―別荘のある暮らし</title>
<description>随分前になりますが、子供の幼稚園の友達の別荘に招かれて行ってきました。別荘といっても、アテネからバスで１時間ほどの便利なところにあり、気軽に毎週でも行けるのが魅力です。
場所は、ラフィーナというアテネの東側の海岸沿いにある街で、ラフィーナ港は、ピレウス港ほど大きな港ではないですが、様々な島への連絡船が出ています。周囲は適度に自然も残っているし、水の綺麗な海水浴場もあり、夏の滞在にはもってこいです。



ギリシャ人にとって、海辺の別荘（サマーハウス）は憧れです。といっても、日本と比べると、はるかに多くの人が持っていることに驚きます。まあ、親から受け継いだ財産ということも多いのですが。オリンピックやユーロ導入以降、物価や地価がとんでもなく高騰してしまった今では、自力で購入するのは、かなり難しい状況になっています。外国人資本もかなり入っており、値段の高い立地条件の良い場所は外国資本に抑えられてしまって、ギリシャ人には手が出ないという皮肉な事態にもなっています。ある人が島に別荘を建てようと場所を探していた時、良い場所はお金のあるドイツ人や北欧の人が皆買っていくとぼやいていました。



この友達の別荘も、親から受け継いだもので、アパートではありますが、広い屋上からは海や山が眺められる景色の良い所です。部屋には貝殻や木の実や、郊外ならではの遊びの道具があふれています。一歩外に出れば、一面の菜の花が綺麗でした。港やバス停からも近く、便利。夏は、ほとんどここで過ごすということで、毎日、近くの綺麗な海で海水浴を楽しめるのです。



アンチ別荘派の私も、ふとここで考えてしまいました。別荘というと、家財道具はまた一式必要だし、留守中の盗難なども心配だし、結局自分が掃除や料理もしないといけないし、往復で疲れるし・・・などと考えて別荘なんかいらないと考えていた私ですが、子供が遊ぶ環境としては、やっぱり捨てがたいなあ・・・と。自然の中で遊ぶ機会――虫、星、花、木、動物、海、山・・・などにふれることは、アテネの都会ではやっぱり難しくて、田舎もないので、子供はひ弱になりがち。子供の水泳教室に新しく入ってきた友達も、赤ちゃんの頃から、別荘の海で水に親しんでいたので、恐怖心もなく、すでに泳げるのだという。他の子は北の方に田舎があるので、スキーに親しんだり・・・・・・
都会のアテネっ子にとって、田舎、あるいは別荘がある暮らしということは、やっぱり夢なのです。

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現地記者：kiyomulan
2000年に渡航。ギリシャ人の夫と結婚。
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<category>ギリシャ</category>
<pubDate>Mon, 14 Apr 2008 17:01:33 +0900</pubDate>
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<title>ギリシャの復活祭（パスハ）</title>
<description>ギリシャでは、外国人は除き、ほとんどの人がギリシャ正教です。東方正教会とも呼ばれ、西方教会（カトリック）とは1054年に分離した教派です。ギリシャ正教では、復活祭はイースターではなく「パスハ」と呼ばれ、日付もカトリックとは異なることが多いです。ギリシャでは今年は４／２７が復活祭に当たり、その週（４／２１−２６）は、毎日のように何かしらパスハ関連の行事があるメガリ・エブドマダ（聖なる週）と呼ばれます。



パスハは、決まった日付がない祝日で、毎年日付が異なる移動祝日です。カトリックなどの西方教会はグレゴリオ暦を使っているのに対し、ギリシャ正教ではユリウス暦というカレンダーを使っているため、復活祭の日付も異なってしまうのです。どちらにしても、復活祭は、キリストの復活（十字架にかけられた後3日後に蘇った）と、春の到来を祝うもので、キリスト教国では、クリスマスと並び大変重要な華やぎのあるお祭りです。



パスハ前には、店先でかわいいパスハ関連用品が多く見られ、楽しめます。ランパダと呼ばれるキャンドルは、リボンや縫いぐるみ、人形、春にちなんだ物（花、虫など）などで美しく装飾されたものがこの時期たくさん出回っており、気分もウキウキします。特に、多産・繁栄の象徴であるうさぎ、命の誕生の象徴である卵、パスハを象徴する春の虫であるテントウムシ（パスハリッツァと呼ばれる）などは、定番のパスハグッズ・装飾品です。また、パスハ用のパンとして、ツレーキという甘くておいしいパンがたくさん売られます。この時期は赤い卵が埋め込まれているツレーキも良く見かけます。ツレーキは、ふだんでもパン屋さんで売っていますので、是非食べてみてくださいね。



運良く、復活祭（パスハ）の時にギリシャにいらっしゃる方は、是非、前日４／２６の夜中に教会に出掛けてみられてはいかがでしょうか？人々がキャンドルに火を灯して集い、復活祭の日曜日の到来を祝う儀式は特別なもので、とっても神秘的でギリシャ的な体験が得られると思います。

ただ、パスハ前後はお店も閉まってしまうことが多いので、買い物は計画を立てていった方が良いかもしれません。

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<category>ギリシャ</category>
<pubDate>Sun, 13 Apr 2008 17:07:26 +0900</pubDate>
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<title>オリンピック聖火の採火式</title>
<description>３月２４日に、ギリシャのオリンピック発祥地、オリンピアにて、２００８年北京オリンピックの聖火採火式
が行われました。



そもそも、オリンピックは、その聖地オリンピアのアルティスと呼ばれる神聖な場所で４年に１度行われた、ゼウス神に捧げる祭典でした。紀元前８世紀から行われたその祭典では、力や技に自信のある個人や都市国家（ポリス）の威信と名誉を賭けて、肉体と精神の最高峰を目指す競技が繰り広げられていたそうです。当初は、男性だけが参加や観戦を許されていました。そのようなオリンピックが、今まで、政治に利用されたり、戦争で中断されたり、コマーシャリズムに支配されたり、薬物問題が取りざたされながらも、現代まで世界平和と協調に貢献する大会として継承されていることは、ギリシャの誇りとなっています。



オリンピアは、ペロポネソス半島の西北部にあり、緑豊かな風光明媚な土地でしたが、去年の夏の大規模な山火事のため、かなりの部分が焼け野原と化してしまいました。オリンピアの遺跡も一部被害を受けたり、博物館近くまで火の手が迫っている映像は、かなりショッキングでした。前回、２００４年アテネオリンピックの際の採火式の様子をテレビで見た時、なんて美しい場所だろうと感動していたので、その自然が失われたことが残念でなりませんでした。



採火式の日は、あの周囲の自然が今どのように復活しているのかに一番興味があって、テレビの前に釘付けになっていました。いつもと同じ、オリンピアのヘラ神殿前での採火式。まず、周囲の自然が、前と同じように美しく映っていたのに感銘を受けました。青々とした芝生、新緑の木々、この地区の再生に尽力したとは聞いていましたが、山火事の傷跡は、少しも感じさせない美しさでした。まあ、テレビには綺麗なところしか映さないのでしょうけれど・・・そして、彫りの深い顔立ち、豊かな黒髪を結い上げた巫女の女性達が、ドーリス式の円柱が残る遺跡のそばで、優雅に揺れるプリーツの衣装を身につけて行う、荘厳な儀式。演劇のようでもあり（実際、その巫女達は女優さんです）古代の世界にタイムスリップしたかのような錯覚。採火は太陽光を特殊の鏡で集めて採火するのですが、お天気にも恵まれ、乱入者のハプニングもありましたが・・無事に採火できました。もし天気が悪くて採火出来ない場合は、前日のリハーサルで採火したものが使用されるそうで、ギリシャ内でも、万が一のため、予備の聖火が保管されます。



聖火はアテネオリンピックのテコンドー銀メダリストである第一走者の男性選手のトーチに点火され、中国の北京へと、長い長い聖火リレーの旅へと出発しました。ギリシャ国内では、１、５２８キロの距離を６０５人の走者が７日間かけて走り、３月３０日にアテネのパナシナイコスタジアムに到着する予定です。スタジアム内では、２００４年アテネオリンピックのギリシャ人メダリスト達がリレーし、最後に、北京オリンピック委員会へとバトンタッチすることになります。そしてその聖火は、８月８日、「鳥の巣」の愛称を持つ、北京オリンピック　メインスタジアムの聖火塔に点火されるまで、世界各国を巡る長い旅に出ることになります。

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現地記者：kiyomulan
2000年に渡航。ギリシャ人の夫と結婚。
現在はアテネ海外ウェディング・コーディネーター兼通訳を行っている。
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<link>http://blog.hankyu-travel.com/kaigai/00100/00104/2008/003938.php</link>
<guid>http://blog.hankyu-travel.com/kaigai/00100/00104/2008/003938.php</guid>
<category>ギリシャ</category>
<pubDate>Mon, 31 Mar 2008 18:20:45 +0900</pubDate>
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