聖灰月曜日(3/10)は凧揚げにフィロパポスの丘へ
今年の聖灰月曜日(カサラ・デフテラ)という祝日は3月10日です。復活祭前の四旬節(メガリ・サラコスティ)という節食期間(動物系の食べ物を控える)の最初の日にあたり、ギリシャでは、この日にはシーフードや、ラガーナという薄べったいゴマつきパンを食べる習慣があります。
この日は、ギリシャでは凧あげを楽しむ日でもあります。アクロポリス横のフィロパポスの丘やプニクスの丘に行くと、たくさんの人が凧揚げやピクニックに興じる様子が見られます。風が強く、結構上手にあげている人もいて、日本のお正月の凧あげを懐かしく思い出します。ギリシャの凧は、ビニール製で6角形や8角形のものが多く、人気のサッカーチームの名前や、カラフルな模様、鷲の形なども良くみかけます。道ばたで売っているので、旅行者の方でも、腕に自信があれば参加できますよ!
このフィロパポスの丘(別名ミューズの丘)ですが、凧揚げの日でなくても、アクロポリスの眺めが圧巻なので、絶好のお勧め写真スポットです。以前は、タクシーでも行けたのですが、今は車輌入場が規制されてしまい、徒歩でのぼらないといけないのですが・・・・まあ、10−15分位あれば上れるので、散歩がてら行ってみるのもいいのではないでしょうか。
緑も濃く、春先には綺麗な花も咲いていて、アテネの雑踏から逃れたい時にもお勧めです。頂上には、ローマ時代にアテネの発展に寄与した貴族、アンティオコス・フィロパポスの墓碑(紀元前115年)も見られます。天気が良ければ、遠くにピレウス港やサロニカ湾に浮かぶ船まで見渡すことができ、清々しい気分になれますよ。また、隣のニンフの丘には、ドーム状の天体・気象観測所が見られます。麓には、「ソクラテスの牢獄」と呼ばれる洞窟のようなものがあって、ここに有名な哲学者のソクラテスが監禁されたという話しもあるのですが・・・真偽のほどは明らかではありません。
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現地記者:kiyomulan
2000年に渡航。ギリシャ人の夫と結婚。
現在はアテネ海外ウェディング・コーディネーター兼通訳を行っている。
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