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2008年01月14日
カテゴリー:ヨーロッパ・アフリカ | ギリシャ

ギリシャ新年のケーキで運試し

ギリシャの新年の習慣に、ヴァシロピタというケーキの切り分けの儀式があります。家族、会社、組織などのメンバーで、ひとつの丸いケーキを切り分け、中に隠してあったコインが当たった人が、その年のラッキーな人物となります。その切り方にもルールがあって、家族なら、家長が家族の人数分プラス、アギオス・バシリス(ギリシャのサンタクロース)、キリスト様、マリア様、家全体、などの分も加えて等分し(誰の分を入れるかは、家によって違うかもしれません)それぞれのお皿に取り分けて頂くのです。
家で焼く人もいますが、お菓子屋さんには、年末から、新年の年号を書いたケーキがどこでもたくさん売り出されます。だいたい、表面には、雪のように粉砂糖がまぶされています。ケーキではなく、ツレーキという甘いパンのバージョンもあります。(下の写真)
vasilopitta.jpg
我が家のコインは、今年は、長女に当たりました。コインというのは、だいたいアルミ箔に包まれた5セント(8円位)のコインです。少ないお年玉ですが・・・(苦笑)、もちろん喜んでいました。
会社などでは、高額の賞金や豪華賞品が当たるところもあるらしいです。新年の運だめし・・といったところでしょうか。
vasilopitta2.jpg


このケーキのレシピもご紹介しておきます。私の義母のレシピなので、一般のものとはちょっと異なりますが(普通はクルミは入っていない)、おいしいですよ!


カリドピタ(くるみのケーキ)のレシピ 
材料:
ベーキングパウダー入り小麦粉: 大きめのマグカップで3杯 500グラム
バター:250グラム
白砂糖:大きめのマグカップで1杯半
卵:5個
エバポレートミルク:410グラム
バニラエッセンス:適量
くるみ:200グラム (砕いた物をマグカップで1杯半)
粉砂糖:適量


その他必要な道具:
直径32センチのアルミの丸い型(深め)
大きめの紙とトレイ(焼いたケーキをのせる)
ハンドミキサー
大きめの深いボール
大きめのマグカップ
茶漉し
楊枝


1)冬で温度が低い時は、前日からバターと卵を室温に出しておく。くるみをミキサーで細かく砕いておく。
2)バターを型の内側(底と側面にも)にまんべんなく塗る。
3)小麦粉を適量、型の中に入れ、まわしながら底面、側面にまぶす。(くっつき防止のため)たたきながら、余分な粉は捨てる。
4)卵5個を白身と黄身に分け、白身の方を泡立ててメレンゲを作る。
5)バター(240グラム)、砂糖、黄身(5個分)を順に深めのボールに入れ、ハンドミキサーで良く攪拌する。材料が回りに飛ばないように、ミキサーは最初はゆっくりと弱で初め、だんだん強くする。
6)バニラエッセンスを入れる。
7)エバボレートミルクを入れる。
8)ベーキングパウダー入りの小麦粉を入れる。
9)砕いたくるみを入れる。
10)メレンゲを入れ、ハンドミキサーで最初はゆっくり、次第に強く攪拌する。
11)型に出来上がった生地を全部入れ、外側から型をたたきながら、生地を型になじませる。
12)上下の火で、真ん中の段、200度のオーブンで焼く。
13)35分位したら火を下からだけにする。表面が焦げてきたら下の段に移す。(焦げてこなければそのままで良い。)
14)時々、楊枝をさして、中の生地の焼け具合を見る。中の生地が楊枝につかなくなったら中まで焼けているので火を止める。
義母のオーブンの場合、55分焼いて火を消し、15分中で休ませた。
15)オーブンから出したら、型を外側からたたいてケーキを型からはがし、テーブルの上にあらかじめ敷いておいた大きな紙の上に逆さに出す。
16)少し冷まし、それをトレーの上に上向きに戻す。
17)粉砂糖を茶漉しの中に入れ、振りながら、少しづつケーキの表面にかける。
18)コインを入れる場合は、ケーキの下に、アルミ箔に包んだコインを隠す。



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現地記者:kiyomulan
2000年に渡航。ギリシャ人の夫と結婚。
現在はアテネ海外ウェディング・コーディネーター兼通訳を行っている。
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