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2007年03月15日
カテゴリー:ヨーロッパ・アフリカ | ギリシャ

ギリシャ/「アポクリエス(謝肉祭)」のから騒ぎと凧揚げの「カサラ・デフテラ」

ギリシャの2月前半はアポクリエス(謝肉祭)という、お祭り期間にあたります。
カーニバルとも呼ばれるこの期間は、今年は2月18日までです。キリスト教国ならばどこでもキリストの復活祭が盛大に行われますが、このアポクリエスも、その復活祭(英語ではイースター、ギリシャ語ではパスハと呼ばれます)に連動したお祭りです。


4月8日の復活祭に至るまでの48日間、肉断ち期間(キリストの死を悼む期間、ニスティアと呼ばれる)があるので、その前の3週間は、逆に肉を十分食べ、人生を楽しむ期間になるわけです。特に最後の週末は、各地で仮面をつけたり仮装した人々のパレードなどが行われ、盛り上がりは最高潮に達します。ギリシャでは、パトラのカーニバルなどは特に有名です。最後の日曜日(今年は2/18)は、中心部のプラカ(アクロポリスふもとの、昔の風情を残した家が連なる迷路のような場所で、土産物店や、レストランがたくさんある)では思い思いの扮装をした人でごったがえし、色とりどりの紙吹雪が舞い、ラッパや爆竹や花火などの音も賑やかで、深夜まで大変なさわぎになります。夜はお酒も入るので、楽しいのと共に、ちょっと危険なほどのお祭り騒ぎなので注意が必要です。
一方、この日の昼間のザピオン庭園(国会議事堂のすぐ横の公園)はうってかわって、かわいらしい仮装をした子供たちで一杯になり、妖精、お姫様、動物、ピーターパン、怪傑ゾロ、などなど、見ていて飽きません。ギリシャの子供達は、皆天使のように美しく、親たちも子供を着飾らせるのを楽しんでいる様子が伺えます。


仮装の衣装は期間限定で、玩具屋さんや仮設店舗で売っており、大人用の小物(仮面、帽子、かつら、衣装、鳴り物など)もたくさんありますので、旅行者でも、お祭り気分を十分に楽しめます。でも、調子に乗った若者に、プラスチック製のバットで頭を叩かれたり、泡のスプレーなどをかけられたりする場合もありますので十分注意して下さいね。
また、2/8はチクノペンプティ(肉を焼く匂いの木曜日)と呼ばれる肉を食べる日で、ギリシャ人は必ず肉を食べることになっています。プシスタリアと呼ばれる、肉のグリルをする専門店は超満員になり、皆、いい匂いのする焼きたての肉に舌鼓を打つのです。

アポクリエスが終わった次の日(今年は2/19)の月曜日は「カサラ・デフテラ」と呼ばれ、野外にピクニックに出かけ、凧揚げをする習慣があります。アテネでは、アクロポリスの向かいにあるフィロパポスの丘やプニクスの丘で凧揚げを楽しむ人々の姿が見られます。この凧も、路上や仮説店舗で良く売っており、凧揚げに自信のある方はギリシャ人と競ってみても楽しいのではないでしょうか。ギリシャの凧は6角形です。


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現地記者:kiyomulan
2001年に渡航。ギリシャ人の夫と結婚。
現在はアテネ海外ウェディング・コーディネーター兼通訳を行っている。
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