岐阜/岐阜県
いよいよ初夏。
そして長良川では鵜飼のシーズンが始まります。
1300年以上もの歴史を誇り、夏の風物詩としてつとに名高いこの伝統的な漁獲方法。
鵜という鳥を飼いならし、鵜にアユを獲らせ、それを吐き出させて収穫するというものです。

夏の夕暮れ、乗船所では鵜飼による漁の説明が行われ、鵜も間近で見られます。
そして屋形船に乗り、上流へ。
お食事タイムでもあります。
そして日が落ち、涼し気な風が川面を渡る頃、いよいよ鵜飼のはじまりです。
鵜飼見物は『狩り下り』という、実際に鵜飼舟と平行して川を下るものと、『つけ見せ』といって、
川岸の小屋や舟から眺めるものと2種類あります。
『狩り下り』の方が人気があるので、そちらを希望する方は早めの予約を。
お盆の時期など、特に混み合います。
腰ミノを付け、伝統的な衣装に身を包んだ鵜匠たち。
船首にかがり火を焚き、アユを集め、巧みに手綱を操りながら、鵜に魚を獲らせ、鵜が魚を呑んだと見るや、素早くに手繰り寄せ、吐き出させ、びくに入れる。
そんな一連の動作が、どこか幻想的に繰り広げられていきます。
そしてクライマックスが『総がらみ』。
全ての舟が横一列に並び、鵜を操り、アユを追い込み捕まえます。
燃える炎が舟の動きでゆらめき、独特の風情が漂います。







