小樽/北海道
明治時代、好調だったニシン漁が巨額の富を産み、北海道の海の玄関口として栄えた小樽。
運河が整備され、銀行や商社の石造りのビルが立ち並び、倉庫が競うように造られました。
特に日本銀行小樽支店の建築には、東京駅を手がけた辰野金吾が設計に参加しました。
この付近一帯は北のウォール街と呼ばれていたほど、栄えていましたが、やがてニシンの漁獲高が激減、この街の経済界も壊滅的な打撃を受け、衰退していきました。
そして時が流れる事数十年。
この運河地帯は、素晴らしいプロムナードとして生まれ変わりました。
ガス灯風の街路灯が整備され、水際近くまで行けるカラー舗装された遊歩道はのんびりと散策するのに最適です。
さらに倉庫群はレストランやみやげ物屋さんになり、景観にも配慮された再開発がなされています。
名産!?のガラス製品も多数あります。
また、小樽といえば、お寿司。
市内中心部の於古発(おこばち)川通りには、美味しいと評判のお寿司屋さんが幾つも軒を連ね、さながら寿司屋横丁の雰囲気。
ぜひお試しあれ。

そして小樽は古くは石川啄木、小林多喜二、伊藤整、さらに石原慎太郎や谷村志穂など、数多くの文学者が生まれ、或いは育った街。
市内には幾つかの記念碑があります。
それらを訪ね歩くのも、面白いでしょう。







