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■松の廊下

さて、元禄14年3月14日当日、浅野内匠頭が吉良上野介を切り付けたのが四ツ半、今の時刻で午前11時頃です。現場はかの有名な「殿中松の廊下」
テレビや映画で繰り返し繰り返し扱われた場所であり場面です。
いかにも意地悪な吉良上野介が繰りひろげる露骨なまでのいじめや嫌がらせ。
分かっちゃいるけど何度見ても腹がたってきます。
このあたり、吉良上野介を演じる役者の腕の見せ所で、どれだけ、過激に、オーバーに、エキセントリックに演じるか、見ている人に嫌われ憎まれるかが勝負です。
一方、それらに耐えに耐えてきたのが素直な性格の浅野内匠頭。
内匠頭を演じるのは必ず美男子と、これも相場が決まっています。
そしてついに「許せん! もうこれ以上は我慢できない!」と堪忍袋の緒が切れた内匠頭が刃傷に及ぶわけです。日本人であれば誰もが共感し感情移入する恐らく日本一有名な劇的場面です。

「松の廊下」は、将軍と対面する「白書院」に至る全長約50メートル、江戸城内でも2番目の長さを誇る廊下でした。この廊下の襖(フスマ)に「狩野派」の松の絵が描かれていたことが「松の廊下」の名前の由来と言われています。

テレビや映画では、廊下の中央辺りで事件は起こっているように描かれておりますが、実際は廊下の端の方で起こったのだという説もあります。
また、そもそも事件は「松の廊下」でではなく、「松の廊下」の真向かいにある「柳の間の廊下」で起こったのだという異説もあります。
いずれにせよ江戸城内殿中にて刃傷が起こりました。
浅野内匠頭が吉良上野介に襲いかかったのです。
内匠頭(たくみのかみ)は、腰に差していた小刀を2度、上野介(こうずけのすけ)に振り下ろしています。最初の太刀は正面から、2太刀目は背後からでした。


松の廊下跡地の石碑
松の廊下跡地の石碑

2006年2月13日
カテゴリ:■国内旅行

どうも、関西美味礼賛の、『大阪人』こと、
もうひとつの顔“阪急飯店”の店長です。

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2006年2月13日
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