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今回、このブログの記載を頼まれて、まず自分の添乗暦を振り返ろうと、過去お客様から頂いた写真に目を通してみました。

こうして振り返ると、驚くほど色々な国々に行ったなーと思います。
ふと気付くと1時間は写真を見てニヤニヤしていましたが、こんなに色々な経験が出来たのも、この仕事を続けていたからだなーと思います。

そして、今ではお客様からいただいたこの写真は、私の宝物になりました。
本当はお一人お一人にもう1度お礼を申し上げたい気持ちです。
お手紙や写真、中にはDVDなどいただき、本当にありがとうございました。
今日はせっかく想い出にひたったところなので、いくつか心に残る想い出を綴ろうと思います。

いただいた写真の中で、ひときわ目を奪われた写真は、北欧でのオーロラでした。 真っ暗な夜空に緑や白っぽい光が、空を大きくゆっくり踊るように動くあの光景は、今でもはっきり覚えています。 
とにかくオーロラは世界中色々なものを見た私が、1番感動したものでした。 

オーロラ


それは一人で見ると恐いくらいです。


んーでもこのオーロラの美しさはなかなか言葉では言えないんですけどね。
え??寒くないかって?寒いですよ!本当に寒いときは−30度にもなります。 
どれくらいの寒さかって言うと、痛いほどなんですよ。
でも、逆にそれが楽しかったです。
だいたいいつもは−20度いかないんですけどね。
でもやっぱり−30度が楽しいんです。

ある時先輩に

「オーロラ待ちをしている時は、お客様も退屈だから、いろいろ持っていくといいよ」

と言われ、言われたまま実践してみました。 
それは寒さを実感しようと言うものでクイズを出すんです。
例えば濡れたタオルは何回回せばカチンコチンになるか・・・とか、バナナで釘が打てるか・・・とか、シャボン玉を作って、地面に落ちた時に凍っていて割れない瞬間を見るとか・・・。

「よし、これならお客様も楽しんでいただける!」

と思い、シャボン玉を持って外にいるお客様のもとへ。
勢いよく「さあ今からおもしろいものをお見せしましょう!」と声をかけ、お客様たちが興味深そうに集まってこられました。 私は風船を膨らませ、地面に落ちても割れないシャボン玉で、驚かそうとしました。 

「プー」

シャボン玉がストローの先で出来て、ストローからさあ離れようとした瞬間、「びゅーん!!」と風が…。
シャボン玉はあっという間に飛ばされました。
それから、いくら私がシャボン玉を膨らませても風邪で飛ばされるばかり・・・。
せっかく集まっていただいたお客様に慰められる始末となってしまいました。

でもお客様のお一人は、私よりもっと良いものをお持ちでした。
それはカップ酒です。 パカッと開けると自動的に熱燗になるという優れ物があって、私もそれを少しいただいたのですが、月見酒ならぬ「オーロラ見酒」となり、体も温まります。

いろいろな楽しみがあったおかげか、あの日のオーロラは、より一層きれいに見えたのを覚えています。

2005年11月 9日

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