ライン川クルーズ<クルーズヨーロッパ>乗船記① /重原 史好

こんにちは。重原です。

大型船のクルーズツアーが多くある中で、最近はクルーズリピーターのお客様を中心に、
リバークルーズの人気も高まってきました

その注目されつつあるリバークルーズの中で、
今回は『クルーズ・ヨーロッパ』の船でライン川クルーズをしてきましたので、
船内の様子をレポートします。

<『クルーズヨーロッパ』について>

現在ヨーロッパの主要河川には300隻以上のリバークルーズが就航しています。
最大船社は「バイキング・リバークルーズ」で65隻を運行。

その次に多いのが「クルーズ・ヨーロッパ」の43隻(うち一隻は海洋船)。
フランス・ストラスブールに本社をおき、正式名称はクロワジィ・ユロプ(仏)で
クルーズ専門誌等では仏語で紹介される場合もあります。

日本市場にてお客様への親しみ安いネーミングの浸透性を鑑み、
「クルーズ・ヨーロッパ」として表記・販売。

上述2社にてヨーロッパ・リバークルーズの3分の1を占めています


<乗船した客船について>

●客船名:MS ラファイエット号 La Fayette(2014年全面改装、建造年は非公表)
●全長:90.5m、全幅:10.14m ●客室数:全43室(うち1室車椅子対応ハンディキャップルーム)
●乗客定員82名 ●乗務員20~25名程

2015年現在、本船はライン河航路専属として運行しています。

スタッフ使用言語は英語とフランス語。




<船内施設>

river_shigehara1.jpg
 

<航程>

1日目:アムステルダム着・乗船
2日目:ナイメーヘン
3日目:ケルン
4日目:ライン渓谷中流上部クルーズ
5日目:ストラスブール下船ハイデルベルク


★アッパーデッキ

船の顔となるデッキで中央にロビーエリア、前方にラウンジ、後方にレストランという配置。
運河用の小船以外はすべてこの配置となります。

【ロビーエリア】

今回乗船したMSラファイエット号のフロント(上段)。2014年改装の最新式なのでデザインがモダン。
ツアーで利用する客船の際は下段のラ・ボエムのクラシックタイプとなります。

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スタッフ常駐時間や不在時の連絡先は特に掲示されておりませんが、
船が小さく必ずどこかにスタッフがいるのであまり問題はなく、
緊急時の連絡先として301ルームが連絡先となっているので対応に不安はありません

外航客船同様にホテルのフロント機能(チェックイン・アウト、船内精算、コンシェルジュ)をなし、
お土産品の販売もします。

ロビーエリアにあるお土産棚。

cruiseeur_shigehara3.JPG

主にマップ、アクセサリー、キーホルダー、置物、ぬいぐるみ、絵本。
ロゴ入りオリジナルグッズは今回フローティングボールペンのみでした。

購入可能時間は限られており、事前のスケジュールにて販売時間が案内されます。
(今回は毎日15:00~16:00までの一時間のみ)


乗下船口付近と開扉ボタン。
左舷右舷ともに全面ガラス張りの開放的な自動ドアです。

乗船時には表にある暗証番号キーを入力。
暗証番号数字4桁+左下のAキーでドアが開きます。
(暗証番号は乗船説明会時にお知らせがあります)

壁掛け液晶で、当日(または夜になると翌日)のスケジュール・
当日の天気と温度・緊急連絡先・食事メニュー・本日のおすすめカクテル
が代わる代わる10秒ほどのタームで入れ替わり掲示されます。

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下船時は内側から自動ドアの左右にあるドア開閉ボタンを押してドアを開けます。

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【ラウンジ】

アッパーデッキの入口から前方1/3はラウンジになっています。
全面ガラス張りで開放的な空間。
乗船時のウェルカムパーティー、夕刻のイベント、最終日のガラパーティーはこのラウンジで行われます。

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乗船時のウェルカムパーティーと下船前日最終日のガラパーティは、
見た目・内容ともに大差ありません。

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(ウエルカムパーティ)                   

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(ガラパーティー)


イベントダイレクターがスタッフの紹介をし、シャンパンが振る舞われて乾杯するという流れも全く同じです。
異なるのは乗船客がガラパーティーのとき正装か否かということのみ。

本来ガラディナーに正装は必要ありませんが、今回は乗船客の女性が
「私は着飾るわよー」と昼から大きな声で張り切っていたので、
乗船客全員に伝染し、比較的外航客船のフォーマルナイトに近い出で立ちとなりました。

荷物を減らしたいアジアからの乗船客からすると悩ましい問題ですが、
男性は黒ジャケットとネクタイ、女性はワンピースとアクセサリーに
ドレスシューズがあると映えることは間違いありません。

その②に続く・・・

『クルーズツアー』を知りたくなった?こちらをチェック♪

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